ブルース・リー 李小竜の栄光と孤独 [ms101203a32]

ブルース・リー 李小竜の栄光と孤独 [ms101203a32]

販売価格: 2,710(税別)

(税込: 2,981)

在庫なし

商品詳細

出版社名 晶文社
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-7949-6689-6
(4-7949-6689-X)
頁数・縦 358P 20cm
メーカーお取り寄せ「在庫切れの場合ご容赦下さい」

■商品の内容
  [要旨]
「お母さん、ぼくは東洋人だから、映画のなかでは白人を全員やっつけなければならないのです」―ブルース・リーこと李小龍は、そんな言葉を残して逝った。1973年、享年32歳。香港での葬儀には3万人が集まった。それから30年以上も時が流れたが、ブルース・リーをめぐる神話化は絶えることはない。たえず更新され続けている。それはなぜなのだろうか。背景にあるものは何だろうか。その問いを抱え、著者は香港に通う。子役時代の貴重な映画を見つめ、関係者を訪ね歩き談話を拾い集めていく。主演映画を読み解きながら、香港でアメリカでモロッコでパレスチナで、そして日本で、「李小龍以前と以後」を考えた。本格的なブルース・リーの全体像がここに刻み込まれたのである。待望の書き下ろし作品。

[目次]
第1部(李小龍以前と以後;李小龍の生涯);第2部(『金門女』;一九五〇年代の香港映画界;『細路祥』と『苦海明澄』 ほか);第3部(香港功夫映画のあゆみ;『唐山大兄』(『ドラゴン危機一発』)―移民労働者;『精武門』(『ドラゴン怒りの鉄拳』)―抗日ナショナリズム ほか)

[目録情報]
「ぼくは東洋人だから、映画の中では白人を全員やっつけなけらばならないのです」李小龍が残した言葉。世界中で愛される背景のナショナリズムと武術の関係も探る伝記。(演劇・映画図書総目録より)

■著者紹介
  四方田 犬彦 (ヨモタ イヌヒコ) 
       1953年、西宮に生まれる。東京大学で宗教学を、大学院で比較文学を学ぶ。現在は明治学院大学教授として映画史を講じている。映画と文学を中心に、サブカルチャー論や都市論で広い範囲で批評と探究を続けている。サイード、パゾリーニ、ブルックスなどの訳書もあり。サントリー学芸賞、講談社エッセイ賞、伊藤整文学賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)