神杯 想杯卜杯 小 [iw121114a04]

大きさ：全長約7.5cm　幅約3cm
中国南方、香港、台湾で占いの道具として使われている。
卜杯（プーベイ）とも想杯（シャンベイ）ともいわれる。
赤い半月型をした木片を2個一緒に投げて占う。
これを投げることを「擲杯」（てきはい・ジベイ）といい、願い事が叶うかどうか、悩み事が解消されるかどうかを占う。
方法
１、線香を供える。
２、神杯2個を両手で抱え込んで心の中で自分の名前、生年月日、願い事や悩み事を唱えて神に伝える。そのとき十分に念じる必要がある。
３、それから、杯を地面に投げ落とし、これを3回繰り返す。

そのつど、杯の組み合わせ見て占う。杯には陰陽があり、山型のほうが陰で、平らなほうが陽になり、組み合わせで吉凶が決まる。

陰陽の組み合わせが吉で聖杯という。
両方が陽なら良くも悪くもない：神が笑ったことで笑杯という。
両方が陰なら凶：神が怒ったことで怒杯という。
3回投げて出るかたちが神からの答えとなる。
両方陽（笑杯）のときはもう一回できる。
※方法は人や地域によって異なることがあります。