鍍金太歳牌 [iw100216c17]

全長7.4cm
銅製に鍍金

太歳は中国の多くの人に地上の神として知られている名称である。風水学では、ある方角に悪い影響を及ぼす存在である。その凶の方位に太歳牌を掛けたりする。八卦は、太歳星君の力を鎮める働きがあり、福を象徴するこうもりもある。
また、太歳は天文学では12年で一周する木星のことであり、凶となる方位も12年周期になる。凶となる方向を太歳方と言い、干支と太歳方は以下のとおりである。

（干支） （太歳方）
子年・・・・・・・・・北
丑年・・・・・・・・・東北偏北
寅年・・・・・・・・・東北偏東
卯年・・・・・・・・・東
辰年・・・・・・・・・東南偏東
巳年・・・・・・・・・東南偏南
午年・・・・・・・・・南
未年・・・・・・・・・西南偏南
申年・・・・・・・・・西南偏西
酉年・・・・・・・・・西
戌年・・・・・・・・・西北偏西
亥年・・・・・・・・・西北偏北

太歳牌の裏側
中国の古代に神亀が現れその背中に文様が描かれていたといわれる模様がある。これは河図と言われる図で後天八卦の元になるものである。